はがしたことある?肩甲骨
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本格的な冬を前に、今月は「肩甲骨はがし」のお話をします。
当院で肩甲骨はがしを受けられている方の症状トップ3は、
①猫背。
②デスクワークによる肩コリ。
③四十肩です。
やはり肩まわりにお悩みを抱えている方がほとんどです。
これから冬を迎えるにあたって、どうしても丸くなりがちな背中、年末にかけて忙しくなるデスクワークで身体の硬さや冷えに悩まされやすい方は、いまのうちに柔軟で寒さに強い身体に仕上げていくことで、上手に厳しい冬を乗り越えられるようにしましょう。
また、左右の肩甲骨の間には、脂肪を燃焼して熱を生み出す「褐色脂肪細胞」が存在していますが、不良姿勢が続くと、体温を調節するために働いてくれるこの細胞の働きが衰えてしまいますので、肩甲骨はがしによって刺激を与え、熱産生能力を維持し、体温の低下を防ぎましょう。
体温が1度下がると免疫力が3割程度低下するとの説もありますから、褐色脂肪細胞を活性化して、寒さに負けない身体づくりに取り組んでください。
余談になりますが、食事の際に咀嚼回数を増やすと褐色脂肪細胞の活性化が期待できるそうです。
みなさんもこれからはよく噛んでいただくことを意識しましょう!
