捻挫を軽視は絶対ダメ!
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みなさん、こんにちは。
ジェッツ北習整骨院です。
今月は「捻挫」に関するお話です。
捻挫とは、関節に大きな外力が加わり靱帯や関節包と呼ばれる膜のようなものが損傷した状態になります。
受傷時に多少なりとも痛みを感じるようであれば、組織損傷の可能性があります。
過去に何回も捻挫を繰り返したことがある方は、正しく処置できないまま多くの問題を抱えてしまったと思われます。
足首の捻挫の場合、距骨と呼ばれる骨がズレやすくなって、しゃがんだときに詰まる感じがしたり、足首の可動域が狭まることで、運動パフォーマンスに低下が見られたり、足の裏にある感覚受容器の働きが悪くなり、捻挫癖に陥る方が多いです。
また、同じ足首を何度も捻挫することによって、慢性足関節不安定症に移行してしまうケースがあります。
激しい運動をしている方が慢性足関節不安定症になると、重症度によっては手術適応を迫られるケースもあります。
このように受傷後の不安要素を考えると損傷程度が軽かろうが重かろうが捻挫の放置はよくないことがわかります。
受傷直後の適切な初期対応が予後をよい方向に導いてくれます。
みなさんも捻ってしまったら放置せず、すみやかにご相談ください。